鈴鹿サーキットが3月3日(土)と、4日(日)に行う開場50周年のオープニングイベント「鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー」で、星野一義と中嶋悟による夢のF1競演が実現する。
言わずと知れた日本人初のフルタイムF1ドライバーの中嶋と、元祖「日本一速い男」として知られる星野は、日本のモータースポーツ界を代表するトップドライバーとして数多くの名勝負を生み出していた。
当時は、モータースポーツの最高峰F1で両雄が対決することを期待することが多かったが、1987年から中嶋がF1で戦ったのに対し、星野は日本のトップに君臨したことから、この2人がF1で戦う姿を見ることはできなかった。しかし、ファン感謝デーで星野がウィリアムズFW11、中嶋がロータス100Tに乗り込み、1986年のF2以来、26年ぶりとなる競演が実現する。
FW11は、ウィリアムズが1986年に投入したマシンであり、ホンダエンジンを搭載してタイトルを獲得したマシン。一方のロータス100Tは、中嶋がロータスに所属していた1988年に使用したマシン。こちらもホンダエンジンを搭載しており、スポンサーであるタバコブランドの黄色いカラーリングを採用した見た目にも鮮やかなマシンだ。
マシンの状態により、当日に走るマシンが変更になる可能性もあるが、鈴鹿サーキットはほかにも盛りだくさんのイベントを計画中。往年のファンから最近のファンまでが楽しめるイベントになる。
鈴鹿サーキットのファン感謝イベントに無料でご招待
詳細はこちら