ザウバーの小林可夢偉が、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われるシンガポールGPに向けた意気込みを語った。
小林可夢偉
「去年のシンガポールで僕らの競争力は、かなりのものでした。予選で最終のQ3に残ったのは、良い思い出ですね。ところが、レース結果が伴わなかったんです。9番手を走行中にくたびれたタイヤでミスを犯して、クラッシュしてしまいました」
「ヨーロッパでの戦いも終わり、アジアでの戦いを迎えることができて、うれしいです。シンガポールの雰囲気は特別ですね。夜、街の中心で走るからかもしれません。夜のレースはいっそうヤル気をかきたててくれます。すごく楽しいんです」
「(前戦の)イタリアGP後、僕は東京に向かいました。シンガポールからそれほど遠くないし、東京にいれば、夜遅くまで起きているかわりに朝寝坊っていうシンガポールならではの活動時間に体を合わせることができますからね。サーキットは、とにかくコーナーが多くて、しかも特性がどれも似ている上、かなり手ごわいんです。全体的には自信を持っています」
「鈴鹿での母国レースの1戦前だから、好結果を出したいですね。結果さえ出れば、モチベーションも高まるし、自分自身が強くなれるんです」