セバスチャン・ブルデーは、F1キャリアが終わったことを認めている。
ブルデーは、アメリカのオープン・ホイールレースで圧倒的な強さを見せたキャリアを引っさげ、2008年にF1へ転向したものの、トロ・ロッソでは苦しんだ。
次のシーズン半ばでトロ・ロッソを解雇されると、ブルデーはスポーツカーレースやオープン・ホイールシリーズの「スーパーリーグ」で戦ってきた。
今や32歳になるブルデーは、アメリカのレースに復帰することを目指して、最近インディカーのテストを受けたが、フランスのウェブサイト『sports.fr』とのインタビューで、F1キャリアが完全に終わったことを認めた。
「僕にとっては、F1はもう過去のことだ。とにかく、もう最後尾でレースをしたくないよ」
「誰かがとても興味深いオファーを持ってきてくれない限り、まあ、それは疑わしいんだけど。とにかく、2009年のニュルブルクリンクで幕を下ろした。F1を恋しく思ってはいないよ」
「いいレースもあれば、悪いレースもあった。最悪なのもね。僕には経験があるけど、もうすぐ32歳になるから、時は過ぎたんだって分かっているよ」
「僕にはチャンスがあった。望んでいたようにはいかなかったけど、もう済んだこと。今はほかの挑戦を目指して頑張っているよ」とブルデーは語った。