セバスチャン・ベッテルは別世界にいるようだったと元チームメート

2011年11月08日(火)

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)のF1で最初のチームメートであるセバスチャン・ブルデーが、連覇を果たしたばかりのベッテルは黄金時代を築くだろうと予想している。

アメリカの最高峰カテゴリーであるチャンプカー(現在はインディカーに統合)で4連覇を達成したブルデーがトロ・ロッソからF1デビューを果たした際、チームメートだったのがベッテルだ。ブルデーがF1で目立った成績を残せなかった一方、ベッテルはトロ・ロッソで才能を開花させ、兄弟チームであるレッドブルへの昇格を果たした。

ブルデーは、ベッテルの母国ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に「シューマッハ(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)の最強時代に関しては、誰もが不満を言っている。けれど僕は、ベッテル時代はもっと悪い状況になると思っている」と語った。

32歳になったブルデーは、インディカーに参戦しながらスポーツカーレースも走っているが、ベッテルのチームメートだった2008年をこう振り返る。

「シーズン開幕から3分の1まで、僕たちの強さは同じくらいだった」

「その後、僕たちに新しいクルマが与えられたけれど、トロ・ロッソには1人のドライバーに合うようなクルマを作る余裕がなかったんだ」

「それでもセバスチャン(ベッテル)は、コントロールが難しくても究極的に速いクルマを乗りこなせるんだよ」

「彼は、クルマのコントロール能力がずばぬけている。クルマやコンディションが変わったとしても、ベッテルの力は変わらない」

ブルデーは、当時21歳だったベッテルを、別世界にいたようだったと評し、次のように加えた。

「僕たちは2人ともチームクルーとの間に問題を抱えていた。メカニックたちはほとんど英語を話せなかったからね。僕には家庭もあったし、わずかな自由時間をイタリア語の勉強に充てることができなかったんだ。僕にとっては不幸な話だったね」

「ベッテルは僕よりも多くの時間とエネルギーを(イタリア語習得に)費やせたから、チームとのコミュニケーションは僕よりも円滑だったよ」

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