インドのニューデリーで、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)の年間表彰式が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がF1のチャンピオン・トロフィーを受け取った。
圧倒的な強さで2011年シーズンを席巻し、史上最年少でF1の2連覇を達成したベッテルは、次のような喜びの声をあげている。
セバスチャン・ベッテル
「僕にとって2つ目となるドライバーズ・チャンピオンのトロフィーを受け取るため、ここインドでFIAの表彰式に出席できて光栄だ。この1年間、ずっと自宅にチャンピオン・トロフィーを飾っていたんだけど、手放したくなかった。だからこうやってまた受け取れるのは、とてもうれしいよ」
「再び王座を勝ち取れた気分を言葉にするのは難しい。チームはいつも集中していてミスを犯すこともほとんどなかった。チームのみんなの素晴らしい努力に感謝の意を表したい。そしてエンジンを供給してくれているルノーにもお礼を言いたい。彼らも一年を通して懸命に働いてくれたからね。F1の歴史というのは僕にとって大きな意味がある。僕たちもついにその歴史の一部になれたんだから最高だよ」