キミ・ライコネン、スノーモービル事故で負傷

2011年12月11日(日)

2012年にロータスへチーム名を変更する現ロータス・ルノーGPからF1復帰することが決まっているキミ・ライコネンが、スノーモービルの事故で負傷した。

『F1 Times(F1タイムズ)』の報道によると、オーストリアで行われたスノーモービルのレースで事故が起きたという。曲がりくねったコースをスノーモービルで駆け抜けるこのイベントは、F1ドライバーからの人気も高かったとのことだが、多くのF1ドライバーは自ら走ることを控えていたようだ。

2007年のF1王者であるライコネンは、スピードを出しすぎたためにコーナーを曲がりきれず、手から転落したことで負傷した。しかし、深刻なケガにはなっておらず、2月に始まるシーズン前のテストまでには回復できるとみられている。

ロータス・ルノーGP側も事故があったことを認め、「キミとちょうど話したところだ。手首に痛みがあるのみで、心配することは何もない。月曜(12日)にもう一度検査を受けるかもしれないが、それだけだ」とTwitterへ書き込んでいる。

イベントの主催者アンディ・ヴェルニッヒは、「われわれの医師がキミの左手を診察した。今は小さな包帯が巻かれている」とコメントした。

ロータス・ルノーGPでは、2011年シーズン前に所属ドライバーのロバート・クビサがラリーで事故に遭い、2011年シーズンを欠場する重傷を負った。クビサは復帰に向け、懸命にリハビリを続けているが、現段階では復帰の見通しが立っていない。

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