ナレイン・カーティケヤン、F1開幕戦オーストラリアGPの目標は2台での完走

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ヒスパニア・レーシングのナレイン・カーティケヤンが、2011年F1開幕戦オーストラリアGPに向けた意気込みを語った。

ナレイン・カーティケヤン
「僕のF1デビュー戦は2005年のメルボルン（オーストラリアGP）だったから、またメルボルンへ行くことができて最高にうれしいよ。バルセロナ（でのテスト）で新車を走らせられなかったのは残念だけど、この新車は去年のクルマから大きく進化していると思う。実際に作業を始めるには、金曜（25日）の朝まで待たないといけないから、かなり忙しくなるだろうね」

「アルバート・パーク（オーストラリアGP開催地）は、クルマにあまり厳しくないコースだから、F111（2011年型車）の作業を始めるにはいい場所だと思う。F111のように、まだ走っていない新車では、最大限のパフォーマンスを引き出す前に、信頼性に取り組むべきだと思っている。だから、2台でレースを完走できれば、満足の週末と言えるんじゃないかな」

「トニオ（ビタントニオ・リウッツィ／チームメート）と僕がメルボルンで新車を走らせた後に、僕たちが2011年に何を期待できるのか、それがハッキリと分かってくると思う」

「この1週間、日本から届いてくるニュースには驚き、とても心配している。2002年にはフォーミュラ・ニッポンで走っていたし、日本には友人がたくさんいるんだ。友人の何人かとは話すことができて、幸いなことに彼らは無事だった。被災者の皆さんに、心からお見舞いを申し上げる。僕たちの心は皆さんとともにある」

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