ナレイン・カーティケヤン、母国のF1インドGPに出場

2011年10月24日(月)

HRTのインド人ドライバーのナレイン・カーティケヤンが、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで開催されるインドGPへ、ビタントニオ・リウッツィの代わりに出場することが決定。その意気込みを語った。

ナレイン・カーティケヤン
「応援してくれる母国の観衆を前にして走るのは夢のような経験になるだろうね。人生に一度限りの経験だし、ものすごく幸運だと感じている。グランプリに向けて、すでに大きな熱狂がうずまいているよ。これが(インドの)若者たちをもっとF1へと向かわせることとなり、将来のF1ドライバー誕生につながるものだと確信している」

「僕がF1に昇格したときには、ものすごく困難なことに取り組まなくてはならなかったし、初めて開催されるインドGPで走ることができるなんて考えもしなかったよ。でも、ようやく僕はここまでたどり着いて、(レースの)スタート位置につくことができた」

「ここはF1レースの中でも、最も挑戦しがいのあるサーキットになるだろう。F1のクルマからは空しか見えなくなるポイントがいくつかあるんだ。サーキットのレイアウトはタイヤに相当の負担を強いるものになるだろうから、最終的に良い結果を得るためには戦略が重要な役割を果たすことになるだろうね」

「懸命にレースをして、自分自身とチームのために良い結果が得られるように頑張るよ。僕のキャリアを通して支援をし続けてくれたタタ・グループやその他のスポンサーへ感謝の意を表したい」

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