KVレーシング・テクノロジーからインディカーシリーズに参戦している佐藤琢磨が、インディ500の予選1日目で10番手になり、決勝進出をほぼ確定させた。
今季は前戦サンパウロでトップを快走するなど、好調な走りを繰り返している琢磨。F1モナコGP、ル・マン24時間に並び、世界3大レースに数えられる、伝統のインディ500の予選1日目で10番手となった。
予選1日目で決勝進出が確定するのは9番手までのドライバーのみだが、琢磨の決勝進出はほぼ確実と言える状態だ。
インディ500は、22日(日)に予選2日目が行われ、モナコGPと同じく、29日(日)に決勝が戦われる。
佐藤琢磨
「プラクティスから予選にかけて、自分たちが用意したプログラムをしっかりと消化し、予選でも力を出しきってチームのベストグリッドを獲得できました。自分たちは昨年とは比べものにならないぐらいの大きな進歩を遂げていると思います」
「明日の練習走行と来週金曜日のファイナルプラクティスでは、トラフィックの中での練習をして決勝レースに臨みます。自分の中にもうイメージはできています。まだレース用のセットアップがよくないので、明日からの短い時間でそれを進歩させるのが課題です」