佐藤琢磨、スピード不足で悔しいレースに

2011年10月03日(月)

KVレーシング・テクノロジーからインディカーシリーズに参戦する佐藤琢磨は2日(日)、ケンタッキー州のケンタッキー・スピードウェイで行われた第16戦で15位になった。以下、ホンダのプレスリリースより。

佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選22番手で後方グリッドからのスタートでした。決勝用のマシンセッティングも自らが期待したよりもパフォーマンスは低く、集団の中で順位を上げていくことができずにいました。それでもピットストップの速さやリスタートのよさで佐藤は147周目には7位を走りました。さらに上位をうかがって戦い続けた佐藤でしたが、トップスピードが出ないことで順位を落とし、最終結果は15位となりました。

佐藤琢磨
「スタートしてみるとマシンがものすごいオーバーステアで、何度かアクシデントを起こしそうになりました。ピットストップでフロントウイングを調整しましたが、それよりも大きな問題としてスピードの伸び悩みがありました。ライバルたちのドラフティングを利用しながら集団に必死でついていきました」

「リスタートなどでポジションを上げることができたときもありましたが、走り出すとスピードのなさからオーバーテイクされてしまうという非常に悔しいレースになっていました。何がスピード不足の原因なのか、最終戦のラスベガスまでには原因を究明して臨みたいと思います」

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