ヒスパニア・レーシングのナレイン・カーティケヤンが、ヨーロッパGPに向けた意気込みを語った。
ナレイン・カーティケヤン
「スペインに来るのは好きなんだ。暖かいし、僕の母国インドを思い起こさせるからね。みんなフレンドリーだし、F1への理解が深いのも素晴らしい。(チームの)母国レースというアドバンテージのおかげで、パフォーマンスのレベルが一段階上がることを期待しているよ」
「バレンシア(ヨーロッパGP開催地)でレースをしたことはないから、どんな感じになるのか分からないんだ。でも、常に110%の集中力を維持していないといけない。ちょっとしたミスで壁に当たってしまうからね。コース幅がかなり広くて、平均速度もモナコほど遅くないから、一般的な市街地コースという感じではないんだ」
「ほかのレースも同じだけど、予選が重要になる。1つでも前の順位で予選を通過したいのは、どのレースでも変わらない。でも、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)がある今年は、レース中に追い抜きが可能になることを願っているよ」
「カナダでは、改良がうまく機能したのもよかった。パフォーマンスやラップタイムの面で進歩したから、今では直近のライバルにかなり近づくことができた。やるべきことはたくさん残っているけど、カナダで進歩できたのはとてもよかった。これを最大限に活用して、シーズンが進む中でもこの勢いを維持していかないとね