2011年F1第17戦インドGPフリー走行3回目が、10月29日(土)現地時間11時(日本時間14時30分)から60分間、ブッダ・インターナショナル・サーキット(1周/5.125km)で行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップ。小林可夢偉(ザウバー)は13番手になった。
セッション開始時の天候は曇り、気温28℃、路面温度は36℃。開始約15分で各車がタイム計測を開始。まずはミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が1分30秒948を記録してトップに立った。その後もシューマッハは自身のタイムを更新しながら周回を重ね、1分29秒553を記録したところでピットへ戻った。
開始約20分、マーク・ウェバー(レッドブル)が1分29秒384を記録してトップに。その後、ウェバーはさらにトップタイムを更新。1分28秒438を記録したものの、すぐにベッテルが1分28秒347を記録してトップタイムを塗り替えた。ベッテルは次の周にもタイムを更新し、1分26秒906を記録している。
開始約30分、連続走行を続けているベッテルが再びトップタイムを更新。1分26秒311を記録してピットへ戻った。また、初日のトップになったフェリペ・マッサらフェラーリ勢は、ブレーキング時に両端がバタバタと大きく振動するフロントウイングを使用していたが、この日も同じウイングを使用しているようだ。
開始約40分、多くのクルマがソフト側のタイヤで走行を開始。しかし、ハード側のタイヤで走行を続けるレッドブル勢が1-2体制のままになっている。
残り約10分、ソフト側タイヤを装着したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が2番手に浮上。その直後、マッサが1分26秒058を記録してトップに。しかし、すぐにバトンが1分25秒942を記録してトップタイムを更新した。
その後、セッション終了直前にトップタイム更新が連発。アロンソやバトンなどがトップタイムを記録したものの、最終的にはベッテルがトップに。そのままセッション終了となった。小林可夢偉(ザウバー)は、1分27秒262を記録し、チームメートであるセルジオ・ペレスを上回る13番手になった。
・【結果】インドGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など