1回目の合同テストに2011年型車を持ち込まないマクラーレン。しかし、これは初めから予定していたことだとチーム側は語っている。
2月1日(火)からバレンシアで、今季1回目の合同テストが始まる。多くのチームがこのテストに新車を持ち込むが、マクラーレンは2011年型車MP4-26を持ち込まず、2010年型車にいくつかの新パーツを搭載したクルマでバレンシアでのテストを走る。
マクラーレンは、バレンシアテスト終了後の2月4日(金)にベルリンで新車発表を行う予定だが、マクラーレンのエンジニアリング責任者パディ・ロウは13日(木)、この判断が最適なものだと語った。
「当初から、1回目のテスト後に新車発表を行う予定だった」
「安定しており、熟知したプラットホームで作業し、新しい(ピレリの)タイヤの理解を深めるために1回目のテストを使いたいというのも理由の1つだ」
「また、新車のプログラムに費やせる時間も、少し長くなる」とロウは話している。