マクラーレンのジェンソン・バトンは、バルセロナテスト1日目に77周を周回し、ベストタイムは1分26秒365で5番手になった。
インディ・ロール(テストチームマネジャー)
「先週のヘレスでは、MP4-26(2011年型車)を初めて走らせ、多くのことを学ぶことができ、その結果をもとに今週のバルセロナテストに向けて、非常に明確なプログラムを組むことができた」
「空力関連の走行からテストを開始する予定だったが、昨夜の雨の影響で路面がぬれており、少し予定が狂ってしまった。そのため、天候が許せば、明日の朝にもう一度試すことになる」
「とは言うものの、走行時間が大きく減ったわけではなく、午前中は短い走行を繰り返すことに予定を変更した。セットアップ評価や、午後に行うロングランのプログラムへ向けた全体的な方向性を決めるための走行になった。午後の走行では、ピレリタイヤの反応に対する理解を大きく深めることができた」
「また、空気抵抗低減システム(可変リアウイング)を初めてテストし、F1ハイブリッド(KERS/運動エネルギー回生システム)も使ったが、満足のいく走行になった。内容の濃い1日になり、進ちょくには満足している」