ルノーF1でエンジニアリング責任者を務めていたパット・シモンズは、いまだにF1復帰することを願っていると明かした。
ルノーF1でマネジングディレクターだったフラビオ・ブリアトーレとともに、シモンズはドライバーへ故意にクラッシュすることを指示し、『クラッシュゲート事件』の陰謀者として、2013年まで「チーム運営」に関与することを禁止されている。
しかし、シモンズの会社ニュートリノ・ダイナミクスは昨年、F1のコンサルタント事業契約を結び、シモンズ個人は専門誌に技術的なコラムを書いている。
さらにシモンズは、イギリスで開催されたオートスポーツ・インターナショナルのイベントにて、近い将来、F1への復帰を果たしたいと述べた。
「まだ私にはやりたいことがたくさんある。エンジニアとして、F1への情熱はまだ消えていない。レースへの情熱はあふれんばかりだ。私をF1から遠ざけることはできないよ」