旧ルノーF1から生まれ変わったロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエが、前任者フラビオ・ブリアトーレの「亡霊」を追い払うことにまず取り組んだと語った。
ブリアトーレら旧ルノーF1の幹部2人は、当時のドライバーへ故意にクラッシュすることを指示したことが発覚して失職。このスキャンダルにより、ルノーF1もスポンサーを失うなどの打撃を受け、チーム株式の大部分がジェニイ・キャピタルへ売却された。
このタイミングでチーム代表に就任したのがブーリエであり、イギリスのスポーツカーメーカーであるグループ・ロータスとの提携が実現した現在も、チーム代表にとどまっている。1年前の就任時を思い起こし、ブーリエは『Auto Hebdo(オート・エブド)』へ次のように語った。
「心の中には、前任者の亡霊がいた。彼(ブリアトーレ)に関連するものは、すべて処分したよ」
「オフィスを変え、管理方法を変えた。自分自身以外のすべてを消し去るか、違う形にするしかなかった。私には失うものなどなかったよ」
しかし、現在のブーリエはロータス・ルノーGPを率いる立場に満足しており、かつてのチーム・ロータスを彷彿(ほうふつ)させるブラック&ゴールドのクルマが勝つ姿を見たいと『L’Equipe(レキップ)』へ加えた。
「このチームのことを、フェラーリやマクラーレンのように偉大なチームとして見てもらいたい」
「今では、自分の居場所を確保し、だいぶ楽になったと感じている」
「無事に1年目を終えられて、満足している。チームに対する敬意を勝ち取るのは、小さな勝利などではなく、非常に大きな挑戦だった」
「もしうまくいかなければ、自分がこなすことのできる仕事に戻っていただろうが、1年たった今、私はまだここにいるよ!」