ルノーF1からチーム体制が変わったロータス・ルノーGPのチーム代表を務めるエリック・ブーリエは、ロメ・グロジャンがF1に復帰できるよう懸命に取り組んでいることを認めた。
フランスのテレビ局『TF1』のコメンテーターであるクリストフ・マルブランクは先週、グロジャンが2011年はロータス・ルノーGPのサードドライバーに就くと語っていた。
ロータス・ルノーGPの2011年レースドライバーは、ロバート・クビサとビタリー・ペトロフに決定しており、ブーリエはウェブサイトの『autohebdo.fr』に対して、母国のドライバーがグリッドに戻ってくることを望んでいると認めた。
チーム経営と同時に、ブーリエはロータス・ルノーGPの株主であるジェニイ・キャピタルのドライバーマネジメント部門、グラビティ・スポーツの代表も務めている。
「私は表彰台にフランス人ドライバーが上がるところを見たい。もしくは、少なくともいいチームにいてもらいたいと思っている」とブーリエは話し、さらにこう続けた。
「われわれは、このことについて、エンストン(チーム本拠地)やジェニイ・キャピタルと頻繁に話し合っている。すべてを素早く解決に導きたいと努力しているんだよ」
「しかし、容易なことは何もない。われわれは非常に高いレベルでナンバー1になる必要があり、われわれにはペトロフ自身と彼がもたらすものを必要としている」
「われわれはロメ・グロジャンにシートを与えるため懸命に動いており、またほかの若手ドライバーも上がって来られるように頑張っている。フランスは優れたドライバーをF1界に引き上げる必要がある」