ルノーF1から生まれ変わったロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエは、同チームが1回目の合同テストからKERS(運動エネルギー回生システム)を搭載するのか、まだ決まっていないと明かした。
2011年からF1では、KERSが復活するものの、システム開発や予算の問題から、KERSを搭載しないチームもあるとみられている。2009年にKERSが初導入された際、ルノーはマニエッティ・マレリとKERSを共同開発していたが、今回のKERS復活に向け、どの段階から実走テストを開始するのか、まだ決定されていないようだ。
ロータス・ルノーGPの2011年型車R31は、来月にバレンシアでお披露目されるが、これにマニエッティ・マレリ社製のKERSが搭載されるかどうか、ハッキリと決まっていないとブーリエは語る。
さらには、グループ・ロータスを保有するマレーシアの自動車メーカー、プロトン所属のエンジニア25名が二年間の予定でチームに派遣されるという。
「新鮮なアイデア、新たな考えを得る良い機会だよ」と、ブーリエは話している。