タバコブランドのマールボロが、2014年までフェラーリのスポンサーにとどまることを決めたと報じられている。
『Motorsport-Tatal.com』の報道によると、マールボロブランドを保有するフィリップモリスとフェラーリの契約は、先週にイタリアのスキーリゾートで行われたメディアイベントの際に延長された可能性が高いという。
マールボロは、長年フェラーリのスポンサーを務めており、F1でタバコ広告が完全に禁止されてからも、同チームへの支援を続けた。そのため、フェラーリチームの正式名は今も「スクーデリア・フェラーリ・マールボロ」になっており、今でもマールボロの名が残っている。
フェラーリは、従来であればマールボロのロゴが入っていた場所に、バーコードのロゴを掲載。これが昨年、サブリミナル効果でマールボロを連想させるものなのではないかと大きな話題になった。フェラーリ側はサブリミナル効果説を否定したものの、バーコードのロゴを削除し、2011年からはチームロゴを新しくすることになった。
契約延長については、フィリップモリスのスポークスマンも、「障害になるものは何一つない」と話しており、延長は確実だとみられる。
フェラーリは28日(金)に2011年型車の発表を予定しており、ここでマールボロとの契約延長が発表される可能性が高い。