ついに正式発表されたフェラーリの2011年型車F150。しかし、フェラーリのテクニカルディレクターであるアルド・コスタによると、今後もF150は大きく進化していくという。
フェラーリは28日(金)、今年のF1を戦うF150を発表。外観を見る限り、細かい変更点はあるものの、F150に昨年のクルマと大きく変わった部分はないように見える。しかし、中身は大きく変わっているとして、コスタは次のように語った。
「外観については、ルールによって大きな変化がないままになっている。去年のクルマのように見えるが、技術面から見てみれば、大きく異なったものになった」
また、今後も大幅な改良が予定されているようで、コスタはこう加えている。
「クルマの進化は、大きく分けて2つの段階が予定されている。1つは冬のテスト中のもので、主にメカニカル面のものだ。序盤の数戦は、クルマの構造やシャシー、ギアボックス、サスペンションが変わることはない」
「空力面は、序盤のテストのために簡素化された一時的なものだ。開幕に向けた、真の空力進化を用意している」