10日(日)にバーバー・モータースポーツ・パークで行われたインディカー第2戦で、KVレーシングの佐藤琢磨は16位になった。以下、ホンダのプレスリリースより。
佐藤は、11番手からスタートし、グラハム・レイホール(Chip Ganassi Racing)をパスして10位へと上がった。しかし、その直後の27周目にエリオ・カストロネベス(Team Penske)をパスしようとして接触、14位までポジションダウンした。
佐藤はそこから7位まで大きく順位を上げたが、45周目のリスタートでジャスティン・ウィルソン(Dreyer & Reinbold Racing)の後輪がフロントウイングにぶつかってダメージを受け、ピットでノーズ交換を行わねばならず、トップと同一ラップの最後尾である18位まで後退。そこからオーバーテイクを重ねて14位までまたも順位を上げたが、今度はピットでの燃料補給が十分でなかったためにもう一度ピットイン。16位でのゴールとなった。
佐藤琢磨(16位)
「最初のスタートはよかったのですが、その後のリスタートでは順位を落とすこともありました。それでもコース上でのオーバイテイクによってポジションを上げていきました。カストロネベスとの接触で順位を落として、その後のリスタートではウィルソンがアウトに大きく膨らんできて、私のフロントウイングはダメージを受けました」
「ノーズを全部交換したピットインでのロスタイムが痛かったです。そこからまた順位を上げていきましたが、今度はピットストップでの燃料補給が足りなくなり、ゴール直前になってもう一度ピットへ入りました。最後まで戦い続けましたが、応援してくれているファンの方々には申し訳ない結果になってしまいました」