2011年F1第4戦トルコGPが5月7日(土)、イスタンブール・パーク・サーキット(1周/5.338km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間17時)から60分間、フリー走行3回目が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。
ランキング首位のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が初日1回目のフリー走行でクラッシュし、2回目のセッションはまったく走らないという波乱で始まったトルコGP。この日はベッテルも問題なく走行していた。
各車が走行を重ねる中、セッション終盤にソフト側のタイヤでの走行が始まると、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がトップタイムを記録。その直後にチームメートのミハエル・シューマッハもタイムを更新し、シューマッハがトップに。
しかし、セッション終了直前にセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップタイムを更新。ベッテルは、高速コーナーであるターン8の途中でDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を作動させながら走行していた。結局、ベッテルがトップのままセッションは終了。ベッテルのタイムは、1分26秒037だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)1分26秒038、3位マーク・ウェバー(レッドブル)1分26秒404、4位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)1分26秒420、5位ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分26秒578。
小林可夢偉(ザウバー)は18位だった。
トルコGP公式予選は、このあと現地時間14時(日本時間20時)から始まる。