フェラーリ、2011年F1タイトル断念か決断を先送り

2011年06月23日(木)

フェラーリは2011年のタイトルを断念するかという決断を先送りにしたようだ。

先日には、7月10日(日)に決勝が行われるイギリスGPの結果を見て、フェラーリが今季の開発継続を断念するのか決断すると報じられた。チーム代表のステファノ・ドメニカリも、FIA(F1統括団体/国際自動車連盟)が話題のブロウン・エギゾーストの規制を始めるイギリスGP後に、今後の戦い方を決断すると語っていた。

しかし、ドイツの『Speed Week(スピード・ウィーク)』は、フェラーリがモナコGPとカナダGPで良いパフォーマンスを発揮したことから、ヨーロッパGP(26日)、イギリスGP、ドイツGP(7月24日決勝)、そしてハンガリーGP(7月31日決勝)の結果を待って現行のマシンをもっと精力的に開発するべきか判断してもいいのではと報じている。

それに対し、フェラーリのチーフデザイナーを務めるニコラス・トンバジスは次のように認めた。「ここ数カ月でわれわれはかなり進歩しているから、最近のレースではそれが結果として表れている。それが続いてくれればいいと願っている」

「次の数戦でわれわれがまだ今年のタイトルを争う可能性があるのかはっきりするだろう。ポイントの面ではかなり差があるがね」

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