フランス政府、F1フランスGP復活をサポート

2011年06月23日(木)

フランスの首相は、フランスGPが再びF1カレンダーに復帰するために高いレベルの努力をすると確約した。

マニ-クールでのフランスGP開催が途絶えてから3年間経っているが、F1統括団体のFIA(国際自動車連盟)で会長を務めるフランス出身のジャン・トッドは、「政府高官レベルで多くの人々」が、フランスGPを復活させるために努力をしていることを明かした。

さらに、フランスGPはF1最高責任者であるバーニー・エクレストンとゆかりのあるポール・リカールで開催される見込みであることも伝えられた。

それと同時に、『Journal du Dimanche(ジュルナル・ドゥ・ディマンシュ)』は、フランスのフランソワ・フィヨン首相が、ロータス・ルノーGPの代表を務めるフランス出身のエリック・ブーリエにフランスGP復帰に向けて手助けを求めたと報じている。

『L’Equipe(レキップ)』は、「私がチームを立ち上げたのは事実だ」とのフィヨン首相が『Var Matin(バール・マタン)』に語ったというコメントを掲載した。

「このチームは主に、フランスモータースポーツ連盟で働く私の元同僚のジル・ドゥフェイニュと、FIA、さらにエリック・ブーリエ、ル・キャステレ(ポール・リカールの所在地)のジェラルド・ヌブーが率いている」

ポール・リカールで最後にフランスGPが開催されたのは、1990年のこと。この年は、フランス出身のアラン・プロストが優勝している。その後、フランスGPの開催地はマニ-クールに移り、ポール・リカールは大改修を受けて複数のコースレイアウトを選択でき、人工的に路面をぬらす装置も備えたハイテクサーキットに生まれ変わった。

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