F1第11戦ハンガリーGPフリー走行2回目、詳細レポート

2011年07月29日(金)

2011年F1第11戦ハンガリーGPフリー走行2回目が、7月29日(金)の現地時間14時(日本時間21時)から90分間、ハンガロリンク(1周/4.381km)で行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1回目のセッションに続いてトップタイムを記録。小林可夢偉(ザウバー)は、11番手で初日を終えた。

セッション開始時の天候は曇り、気温21℃、路面温度は24℃。セッションが始まると多くのクルマがコースイン。セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)は、1回目の走行からソフト側のタイヤを装着。このセッション中に雨が降る可能性も予報されているためと思われる。

セッション序盤は各車とも周回を重ねるごとにタイムを更新していき、目まぐるしく順位が入れ替わる展開に。しかし開始約10分、フェリペ・マッサ(フェラーリ)がフリー走行1回目のトップタイムを上回る1分22秒928を記録。ひとまずはマッサが首位に立った。

マッサがトップタイムを記録した直後、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分22秒666を記録。マッサのタイムを上回り、ベッテルがトップになった。セッション開始から10分ほどで全車がタイムを記録。この段階で小林可夢偉(ザウバー)は、1分25秒102を記録して8番手につけている。

開始約15分、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が1分22秒536を記録してトップタイム更新。しかし、すぐにフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分22秒297でトップに立った。また、マッサがスピンしていたものの、クラッシュすることはなくすぐに走行を再開した。その一方、バトンが再びトップタイムを更新。バトンのタイムは1分22秒091だった。

開始約20分、アロンソが1分22秒070を記録してトップタイムを更新。この段階でアロンソは10周を周回している。その後、開始約30分でアロンソがソフト側のタイヤを装着、1分21秒259を記録して自身のトップタイムを更新した。

残り約40分になったところでバトンもソフト側のタイヤを装着してタイムを更新。しかし、記録したタイムは1分21秒322で2番手となった。その直後、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がソフト側のタイヤで1分21秒018を記録してトップに立った。

残り約35分、小林可夢偉(ザウバー)もソフト側のタイヤでタイムを更新。チームメートのセルジオ・ペレスを約コンマ3秒上回る1分23秒030を記録し、7番手につけた。ベッテルもソフト側のタイヤでタイムを更新したものの、記録したタイムは1分21秒549で5番手。トップのハミルトンから、この段階で約コンマ5秒遅れている。

残り約20分、マーク・ウェバー(レッドブル)がソフト側のタイヤでコースインしたが、ロングランを行っているようで、自身のタイムを更新することはなかった。ほかにも多くのドライバーがコースへ入り、ロングランを行っている。

各車がロングランを行っていたため、セッション終了直前にトップタイムが更新されるようなことはなくセッション終了。ハミルトンが初日のセッション両方を制する結果となった。可夢偉は、1分23秒030を記録して11番手になっている。

【結果】ハンガリーGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

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