ビタントニオ・リウッツィ「最初から難しいレースになると分かっていた」

2011年08月01日(月)

HRTのビタントニオ・リウッツィは、21番手からハンガリーGPをスタートし20位でゴールしている。

ビタントニオ・リウッツィ
「厳しいなレースだったよ。シケインの出口で誰かに後ろからぶつけられてスピンするまではいいスタートが切れていたんだ。そこでかなり時間を失ってしまったし、その後のクルマのバランスは理想的ではなかったね」

「これまでのセッションはすべてドライコンディションのままだったから、ウェットコンディション用のセットアップは宝くじみたいなものだったよ。またフロントウイングの問題に手こずっていたし、そのせいでフロントタイヤも相当きつかった」

「ノーズとタイヤを交換したけど、それでも強いアンダーステア(クルマが曲がりづらい状態)に苦しんでいた。雨が降り始めたときにインターミディエイト(比較的雨量の少ないときに使用するレインタイヤ)に交換して、最後にはソフト側のドライタイヤに戻したけど、バランスはそれほど改善されなかった」

「最初から今回は難しいレースになると分かっていたし、実際にそうだったけど、僕たちは最後まで戦ったよ。今は夏休みに期待している。その間にベルギーGP(8月28日決勝)に向けた改良に取り組み続けなければならないね」

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