HRTのビタントニオ・リウッツィは、インテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGP決勝で21番手からスタートしたが、リタイアに終わった。
ビタントニオ・リウッツィ
「スタートの時にアンチ・ストール(エンストを防止するシステム)が作動してしまった。だからクラッチがつながらなくてクルマが動き出せないうちにみんなが僕を抜いて行き、僕が最後に第1コーナーを通過することになったんだ」
「でも、その1周目でなるべくばん回しようとしたよ。予選ではすべてがうまくいっていたし、レース中のペースも良くてヴァージンといい戦いができていた。レース終盤でマシントラブルに見舞われてリタイアせざるを得なかったのは本当に残念だ。できるだけいい結果で今シーズンを締めくくりたかったから、この結果は不運としか言いようがないね。あと一歩のところまで来ていただけに、なおさらそう感じるよ」
「これからは気持ちを切り替えて来年に向けて懸命にやっていかないといけない。僕たちは毎レース進化して競争力を上げる必要があるから、今回の問題を克服して将来の糧にしないとね」