HRTのヤン・チャロウズは、サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGPフリー走行1回目で37周を周回して、ベストタイムは1分19秒577で24番手になった。
ヤン・チャロウズ
「シューマッハ(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)やベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)、アロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)のようなドライバーたちと同じコース上に居たなんて夢のようだったよ。フリー走行では走っているマシンも多くて、渋滞を起こさないようにほかのマシンと十分なスペースを作る必要があるから、テストとは少し違うね」
「今日はなかなか良い働きができたんじゃないかな。目標通り、ダニエル(リチャルド/レースドライバー)のタイムにも近づけた。コンマ5秒は大差とは言えないから良かったと思うよ。マシンの感触はずっと良くて、ドライビングに手こずることも無かったんだ。強いて言えばタイヤの扱いが難しかったくらいかな」
「コースについていろいろ分かってきたころには、タイヤの性能低下が起き始めていたんだ。でもこれはみんなに起きたことだから、結果には満足だよ。今日の狙いはできる限りの周回数を走り、マシンとコースに慣れることで、それが達成できたからね」