ダニエル・リチャルド「ペースに一貫性がなかった」

2011年11月28日(月)

HRTのダニエル・リチャルドは、インテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGP決勝で22番手からスタートし、20位となった。

ダニエル・リチャルド
「今日はペースに一貫性がなかったから、少々浮き沈みのあるレースだった。1回目のピットストップまでは、トニオ(ビタントニオ・リウッツィ/チームメートの愛称)やグロック(ティモ・グロック/ヴァージン)よりも速かったみたいだけど、数周後には彼らに差をつけられてしまった」

「だから僕が彼らよりも速かったかどうかを知るのは難しいね。1回目のピットストップ後は再びオプション(ソフト側)のタイヤで臨んだんだけど、ペースは悪くなかった。でも、少しタイヤを酷使してしまったせいでタイヤの寿命が尽きてしまったから、早めにピットインしてプライム(ハード側)のタイヤに交換しなくちゃいけなかった」

「プライムタイヤの性能が発揮されるまでに数周がかかってしまったけど、タイヤが機能し始めたら、ラップタイムはそれまでよりも良くなった。その時点で僕の前を走っていたダンブロシオ(ジェローム・ダンブロシオ/ヴァージン)とはずいぶん差があったんだ。でも、僕にとって良かったことは、レースが終盤に差し掛かるにつれて、いいラップタイムで周回を続けられたことだね」

「本当にいい6か月間だったし、今シーズンの終わり方にも満足している。もう少しいい結果への欲はいつでもあるものだけど、本当に充実したシーズンだったし、たくさんのことを学べたよ。僕にF1参戦のチャンスを与えてくれたHRTとレッドブルの両方に感謝の意を伝えたい」

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