HRTのビタントニオ・リウッツィは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分45秒302で21番手。予選では、1分45秒159を記録して23番手になった。
ビタントニオ・リウッツィ
「この予選結果はくやしいよ。その前までうまくいっていたのに。2本目の走行後、サスペンションのブラケット(車体への取り付け部)が壊れちゃったんだ。左コーナーでアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)がひどかったけど、原因をちゃんと把握したくて、その後も何周か走ってみた」
「マシンに速さはないし、バランスはメチャクチャだし、タイム的に大きく置いて行かれたのも、うなずけるよね。せっかく、このコースで今シーズン最高の予選パフォーマンスを見せられたかも知れないのに、残念だ。でもトラブルが直れば、明日の決勝は戦える。気持ちを切り替えるよ」