HRTのビタントニオ・リウッツィは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPフリー走行1回目で28周を周回して、ベストタイムは1分46秒385で20番手。フリー走行2回目では、21周を周回してベストタイムは1分46秒249で23番手になった。
ビタントニオ・リウッツィ
「またマシンに乗ることができてうれしかった。2週間この感覚から遠ざかっていて、早く走りたくてしょうがなかったんだ。1回目のセッションでは予定していたプログラムもすべて終えることができて、順調だったよ。でもサーキットのグリップはかなり低く何度もドリフトしてしまった。マシン自体のバランスはそんなに悪くなかったし、重要なデータも集まったよ」
「2回目のセッションでは電気系統の問題が生じて、ずいぶん長い時間ガレージにとどまるはめになってプログラムを完了できなかった。すごく残念だよ。マシンの状態も午前中ほど良くなかったから、いろいろ作業が必要だね。路面温度も午後は下がり、日没後はマシンの走行性が低下する一方だった。でもこれが僕らだけに起きたことなのか、ほかのチームも直面した問題だったのか確認しなければいけない」