セバスチャン・ベッテル「タイヤの扱いが楽じゃなかった」

2011年08月29日(月)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPをポールポジションからスタートして優勝した。

セバスチャン・ベッテル
「とてもうれしいよ。今日は僕たちにとってとてもいいレースになった。タイヤの扱いが楽じゃなかったけどね。序盤は、レースというよりも、研究と分析がものを言うんだ。僕たちはかなり早めにピットへ入ることで、多くのものを犠牲にした。でも、いい感触を得ていたし、セーフティカーが出動したときに、タイヤの状態を確認するため、もう一度ピットインしたんだ」

「クルマの中から判断できることは少しだけなんだよ。時速300km以上で走っていると、タイヤは止まっているんじゃなく常に回っているからね。じっくりと見て確認する時間なんてないから、ピットへ入って、しっかりと確認することが重要だった」

「この結果にはとても満足だよ。レースの前には、たくさん話し合いをしていたんだけど、これでとても安心できたよ。今日の朝、いつものリズムを崩すような状態だった。いつもなら、日曜の朝に来て、やることは分かっている。でも今日は、集中力をたもつのが難しいような話がたくさんあったからね」

「レース前に僕たちは、レースを走りきることが最優先であり、順位については気にし過ぎないようにって決めていた。だからこそ、この結果がとてもうれしいんだ。これ以上のことはないね。クルマの感触は素晴らしくて、周回を重ねるごとに、タイヤのことを学習していけた。そのおかげで、必要なときに攻める自信が大きくなっていったよ」

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