レッドブルのマーク・ウェバーは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPを3番手からスタートして2位になった。
マーク・ウェバー
「スタートのライトが消えると、アンチストール(エンストを防止する機構)が作動してしまった。スタートが上り坂になっているためなのかどうか分からない。レースに向けては、タイヤのことを心配して、午前中にはたくさんミーティングをしたよ」
「結局、正しい決断を下すことができ、チームは信じられないほどうまく対処してくれ、レースで最大限の結果を残せるよう、夜の間に素晴らしい分析をしてくれた。予選ではタイヤをかなりいためていたから、タイヤによる問題で大きく順位を落とすようなことを避けるため、かなり早めにピットインせざるを得なかった」
「何台か抜くことはできたけど、僕は上位を狙っていたから、あの時点ではフラストレーションがたまっていた。そしたらセーフティカーが出動して、チームは僕をピットインさせようとしたんだ。でも、ピットレーンでどうすればいいのかという指示を受けているとき、僕はピットウォールの逆(コース上)にいた。ピットインを指示する無線が聞こえなかったんだ」
「心配になったけど、そのまま走り続け、クルマの挙動も良かった。そこからはいい走りをできて、チームにとって過去最高の1-2フィニッシュとも言えるいい結果を残せた。チームにとっては最高な週末になったし、この結果は彼らにふさわしいものだよ」