ビタリー・ペトロフ「モンツァは1cmたりとも無駄な動きをできない」

2011年09月09日（金）

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ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフが、モンツァ・サーキットで行われるイタリアGPに向けた意気込みを語った。

Q：ベルギーGPでは2ポイント獲得しましたね。マイナス面よりプラス面の多いGPでしたか？

ビタリー・ペトロフ：そう思うよ。良い週末になった。これまで何度か難しいレースも味わってきたからね。だから10位以内に入ることができたのは満足しているし、さらに上を目指せるという予感もある。天候はやはり変わりやすくて難しかったから、本当に技術を試されているという感じだった。でも全体としては降りかかってくる課題にうまく対処したよ。面白い週末だった。

Q：ベルギーGPからチームメートが変わりましたね。（ニック・ハイドフェルドに代わってサードドライバーだったブルーノ・セナが昇格した）セナとはどのような関係ですか？

ペトロフ：ブルーノ（セナ）はGP2時代からよく知っているよ。当時は親友というわけではなかったけれど、彼は今年このチームに加わったときから、どのミーティングにも顔を出しているし、僕たちも一緒に食事へ行って、会話も多く交わすようになった。関係は良好だ。いいヤツだし、とても才能のあるドライバーだ。彼の腕はベルギーGPでも実証されただろう？　彼は自分の持つスキルをみんなにちゃんと披露したよ。

Q：セナのほうが予選の順位が上だったことでプレッシャーは感じましたか？　それとも良い競争相手と見ることができましたか？

ペトロフ：プレッシャーはなかった。面白い競争相手ができたと思ったよ。僕は予選第3ラウンドでマシンに問題が生じてしまったんだ。ブルーノはよくやったよ。ふさわしい結果だった。予選で彼の能力を証明したんだ。

Q：もうすぐイタリアGPですね。

ペトロフ：モンツァは面白いサーキットだよ。いつもとは違うダウンフォースが必要になるんだ。それにパワーのあるエンジンと強いブレーキも。コーナーが多いというわけではないけれど、良いタイムを得るには、コース上で1cmたりとも無駄な動きをできない。ブレーキング、加速、コーナーを出る際など、モンツァは精密さが重要だ。

Q：イタリアGPは多くのモータースポーツファンにとって特別なレースです。やはり最も重要なレースの1つと考えますか？

ペトロフ：間違いなく大事なレースさ。イギリスGPと似ていると思う。イギリスのファンにとってのシルバーストーン・サーキットと同じように、イタリアのフェラーリファンにとってモンツァは特別だよ！彼らはモータースポーツとサーキットとそしてF1が本当に大好きなんだ。

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