ビタリー・ペトロフ「ケガをしなくてよかった」

2011年09月12日(月)

ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGP決勝を7番手からスタートしたが、1周目に発生した多重クラッシュに巻き込まれてリタイアに終わっている。

ビタリー・ペトロフ
「当然のことながら、今日起きてしまったことはすごく残念だ。まずまずのスタートが切れて、最初のシケインに向かっていたときにビタントニオ(リウッツィ/HRT)のクルマがどこからか現れて、もろに僕へぶつかってしまったんだ。それで僕のレースはおしまいだった。これを避けるためにどうすることもできなかったよ。何よりも、ケガをしなくてよかった。衝撃はものすごくて、ひどい事故になりかねなかったからね」

「スパ(前戦ベルギーGP)以降、僕たちはサーキットや、(チームのファクトリーがある)エンストンやヴィリー(シャティヨン)でものすごく頑張ってきたんだ。だからそれを今日ポイント獲得という形にできなくて残念だよ。これもレースだね。でももっといい結果を残せていたはずだと思わずにいられない」

「これからはシンガポールGP(25日決勝)に集中しなくてはいけない。僕らにとって大切なテストになるだろうからね。日本や韓国のような高速サーキットへ行く前に、技術的な改善を行うつもりだけど、ぼくたちのクルマにそれらをうまく適合させないといけない」

「今回は最初の練習走行のときからクルマの感触はよかったのが明るい点だね。明らかにパフォーマンスに関しては前進しているし、シーズンをいい形で終えることができるはずだ」

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース