ヤルノ・トゥルーリ、1コーナーのアクシデントに巻き込まれる

2011年09月12日(月)

チーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPを19番手からスタートして14位になった。

ヤルノ・トゥルーリ
「あまり良いスタートではなかったけれど、僕もヘイキ(チームメートのヘイキ・コバライネン)も運よく1コーナーのクラッシュに巻き込まれないで済んだのは助かったよ。ちょうどヘイキと順位を争っていたとき、1つめのシケインに入るところでマッサ(マッサ/フェラーリ)に問題が起きていたようだったんだ。だから彼のマシンに接触しないようにコースから外れた」

「コースに戻ったらコバライネンは僕の走行ラインをふさごうとしたので、僕はイン側にまわり、速度を保って彼を追い抜いたんだ。今度は僕より速いマシン2台が後ろからKERS(運動エネルギー回生システム)を使って追い上げてきた。2コーナーへのブレーキングでマッサがマシンの制御をできず僕のマシンと接触し、さらに僕は隣に来ていたマシンにぶつかったんだ。結局フロントノーズとフロントウイングを破損してしまった」

「本当についてなかったとしか言いようがないよ! 両側から挟まれてしまって、しかもマシンを破損したのは僕だけだったんだ。でもチームのみんなが迅速に僕のマシンを直してくれたよ。ノーズを取り換えて戦略も変更した。ピットストップは1回のみにしたんだ」

「そこからはうまくいったよ。1周ごとのタイムもよくて、楽しむことができた。結果には満足しているし、良いペースでレースできたと思う。僕は週末を通してマシンの仕上がりには納得していたんだ。それに、今朝発表された契約更新のニュースが、母国開催となるモンツァをもっと素晴らしいものにしてくれた。チームのみんなに心から感謝したい」

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