タイトル確定間近になっているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、日本GP1回目のフリー走行でクラッシュした。
ベッテルは、日本GPで10位以上に入賞するか、ランキング2位のジェンソン・バトン(マクラーレン)が優勝を逃せばタイトルが確定するという状態。そのため、ベッテルが日本GPで昨年に引き続きF1の王者に輝くことが確実視されている。
しかし、7日(金)の10時に鈴鹿サーキットで始まったフリー走行1回目で開幕した今年の日本GPは、ベッテルにとって幸先の悪いスタートとなった。90分間で行われるセッションの終了直前、右コーナーが2連続するデグナーでクラッシュ。1つ目のコーナーでコースアウトし、砂利が敷きつめられたグラベルを走行したベッテルは、コースに戻ることができず。2つ目のコーナーのアウト側にあるタイヤバリアに突っ込んだ。
この場でベッテルはクルマを降り、渋い表情を浮かべていたが、大きなケガはないようだ。2回目のフリー走行は、14時にスタートする。