セバスチャン・ベッテル、ポールポジション獲得も油断せず

2011年10月08日(土)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行3回目で18周を周回して、ベストタイムは1分32秒122で3番手。予選では、1分30秒466のベストタイムでポールポジションを獲得した。

セバスチャン・ベッテル
「昨日のフリー走行でコースアウトしてし、フロントウイングにダメージを負ってしまったんだ。だから今日の(予選の)ための準備としては理想的とは言えなかったね。そのせいもあって今朝のフリー走行でもクルマのバランスが悪かったし、とても遅かった」

「フリー走行3回目の後、どこを改善できるか、予選でどうすればクルマの性能を最大限に引き出せるかということを調べたんだ。それがとても重要だった」

「ジェンソン(バトン/マクラーレン)との差はそれほどなかったね。新しいフロントウイングを用意してくれたチームとファクトリーに感謝しているよ。彼らなしに僕はこの位置にいられなかっただろうからね。だからとてもうれしいし、満足しているよ」

「明日の決勝で1ポイント取れば、とかノーポイントに終わったらとか、そんなことは気にしていないよ。昨日、ほんの一瞬、100%集中していなかったために、コースアウトさせてしまったことで学んだからね。明日は長いレースになるし、やりがいがあるから、楽しみにしている」

「ぼくたちはここ(鈴鹿)へ来るのが大好きなんだ。特別な雰囲気があるし、ファンはすごく情熱的ですごいんだ。朝ホテルを出るときなんか、すごい人だかりで、誰もが皆、叫んでるんだ。こういうところに自分がいるのはすごく気持ちがいいし、明日ポールポジションからスタートするのは格別だろうね。明日は長いレースだし、いろんなことが起こりえるよ」

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