インディ王者、ダン・ウェルドン事故死に「言葉もない」

2011年10月17日(月)

インディカーの今季王者に輝いたダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)が、16日(日)の最終戦で発生した友人でもあるダン・ウェルドン(サム・シュミット・モータースポーツ)の死亡事故について、「言葉も出ない」とつらい胸の内を明かした。

フランキッティとウェルドンはともにイギリス出身であり、かつてチームメートだったこともあるほか、フランキッティはウェルドンが小さいころから知っていたという。38歳であり、ウェルドンよりも5歳年上のフランキッティは『Autosport(オートスポーツ)』へ、次のように語っている。

「ドライバー紹介でジョークを言い合っていたら、その直後にダンは旅立ってしまった。彼の息子セバスチャンに今日、僕はパパが6歳のころから知っているんだぞって言っていたんだ。彼が(実際に手で示しながら)こんな小さなころからね。そして、インディカーで僕のチームメートになった」

「ケンカをすることもあったけど、彼は僕の友人だった。僕は…僕たちは最高の友人を失ったんだ。みんなダンのことを友人だと思っていたよ」

「彼が初めてインディへ来たとき、ちょっと生意気な面もあったけど、魅力的だった。(ウェルドンの妻)スージーや、彼の子どもたちのことを想っているよ。まだうまく事態を飲み込めていない」

このクラッシュによりレースは中止となり、フランキッティの通算4回目、3年連続でのタイトル獲得が決まった。タイトル確定の心境を聞かれたフランキッティだったが、フランキッティが語るのはウェルドンに対する言葉だけだった。

「いいや、ダンに大きな敬意を払ってくれたファン全員に感謝したい。とても素晴らしいことだったよ」

そして、ウェルドンのために行われた5周の追悼走行中にも、ウェルドンのことを考えていたとフランキッティは加える。

「ダンのことを考えていたんだ。彼との思い出や、一緒に過ごした楽しい時間を思い出していた。ほんとうに悲しいことだよ。このスポーツの残酷な一面だね」

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