16日(日)にラスベガスで行われたインディカー最終戦で発生したダン・ウェルドン(サム・シュミット・モータースポーツ)死亡事故の調査に、F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)も協力することが明らかになった。
ウェルドンは、11周目に発生した15台を巻き込む大クラッシュにより、クルマが宙を舞ってしまった。レースは12周を終えたところで中断され、ウェルドンはすぐにヘリコプターで緊急搬送されたものの、病院で死亡が確認された。その後、レースは再開されることなく、残されたクルマが5周の追悼走行を走った。
『AP通信』によると、インディカーが実施する事故調査にFIAと、FIAに加盟するアメリカの組織ACCUS(アメリカ自動車競技委員会)が協力するという。
インディカー側もこの報道を認めており、「ドライバーやクルー、スタッフ、サーキットのスタッフ、そして観客の安全は、常にわれわれが最優先にしている問題だ」とのコメントを残した。