F1 メキシコGP開催のうわさが加速

2011年12月13日(火)

メキシコがF1カレンダーに復活とのうさわが駆け巡っている。今年初め、ザウバーのスポンサーであるテレメックスのカルロス・スリム・ドミットが20年ぶりのメキシコGP開催に向けて主催者が動いていると明かしていた。

FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長も8月にメキシコを訪れ、メキシコでのグランプリ開催は「可能性がある」と語っている。

スリム・ドミットがFIAのモーションマガジン内のコラムでつづった内容は次の通りだ。「メキシコGPと、カナダGPとアメリカGPとが結びつくことによりF1が北アメリカと中央アメリカで根付く道筋をつけることが出来るだろうし、明白な形でブラジルにつなげることができる」

F1最高権威バーニー・エクレストンは今年9月に『Independent(インデペンデント)』紙に対し、「ロシアの次は南アフリカかメキシコに行くつもりだ。どちらの国も何かやりたがっている」と明かしていた。

ドイツの『Speed Week(スピード・ウィーク)』はメキシコのモーターレース連盟を率いる代表者たちはF1レース開催に“大きな自信”を見せており、エルマノス・ロドリゲス・サーキットがその開催地候補の筆頭であると伝えている。

メキシコ・シティに位置するこのサーキットで最後にF1グランプリが開催されたのは1992年で、この年の優勝者はナイジェル・マンセルだった。

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