トロ・ロッソ残留に「大きな自信」を見せるセバスチャン・ブエミ

2011年12月13日(火)

2011年シーズン終盤の数戦でセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)のシート喪失がささやかれていたが、ブエミ自身は2012年も同チームに残留できる自信をのぞかせている。

シーズン後半になると、トロ・ロッソのレースシートをダニエル・リチャルドに譲り、ブエミがレッドブル(トロ・ロッソの親チーム)をお払い箱になると思われていた。

しかし、F1界でこのところ聞こえるうわさによれば、トロ・ロッソは2012年も2011年シーズンのドライバーラインアップを継続するという。

スイス紙『Le Temps(ラ・タンパ)』に対し、ブエミは安堵の顔を見せている。

「この先2週間以内にはっきりするはずだよ。大きな自信をもっている。シートについての確約はまだないけれど、来年に行われるイベントのスケジュールも入っているんだ。来年に向けて準備するため、僕はこれまでと同じように普通に仕事を続けるだけさ」とブエミは語った。

ここ数カ月の間に飛び交った自身のF1キャリアに関する不確定さについて、ブエミは不平を感じてはいないようだ。

「それがF1というものだし、僕が生きているのはそういう世界なんだ。一度その世界に飛び込めば、絶えずプレッシャーにさらされることになる」

不安定な将来を悲観することもなく、ブエミは来季もトロ・ロッソでレースに出走できると考えていると明かした。

中長期的な目標を尋ねられたブエミは「トロ・ロッソで最高の結果を出すことだ。その後はトップ争いができるようなチームに加入することだね」

「チャンピオンチームのレッドブルの一員になれた僕は運が良かったと思う。このチームにいるということは、将来に向けた道が開けるということだからね」

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