フェルナンド・アロンソ、アルグエルスアリのシート喪失は「どうでもいい」

2011年12月21日(水)

先日トロ・ロッソのレースシートを失ったハイメ・アルグエルスアリと同じスペイン出身のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、アルグエルスアリのキャリアを救う手助けをするつもりはないようだ。

21歳のアルグエルスアリは2012年もトロ・ロッソのレースシートを手にできると考えられていたが、「新人ではなくなった」との理由でトロ・ロッソのドライバーラインアップを外れてしまった。レッドブルのリザーブドライバーに指名されない限り2012年にパドックでその姿を見ることはないだろうといわれている。

スペインに拠点を置くHRTがペドロ・デ・ラ・ロサのチームメートとしてアルグエルスアリをレースドライバーに指名し、ドライバーをスペイン人で固めることも考えられるが、その可能性はあまり高くない。

「ハイメがHRTに移ろうとどうしようと、僕はどうでもいいよ」と、同国の出身でありながらアルグエルスアリと友人関係にはないアロンソは冷ややかに言い放っている。

「アルグエルスアリの(トロ・ロッソからの)放出に関して特に意見はない。チームとどのように働いていたかも知らないし、チームが彼に満足していたかどうかも全く知らないんだ」

「(トロ・ロッソが)ドライバーを2人とも同時に交代させるのには驚いた。チームには継続性が必要なものだけれど、スーティル(エイドリアン・スーティルがフォース・インディアのシートを失った)の件にも驚いたね」

「トロ・ロッソとレッドブルは若手ドライバーをたくさん抱えていて、トロ・ロッソには2つしかシートがないのだから、もっと他のドライバーに挑戦させたいと考えたんじゃないのかな」

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