F1にエンジンを供給しているルノー・スポールF1が、2014年から搭載が義務化される1.6リッターのV6ターボエンジンのテストを2012年にも開始すると発表した。
現行の2.4リッターV8エンジンからの移行まであと2シーズンあるが、同社のF1マネジャーを務めるジャン・フランソワ・コペによれば早期のテスト開始は必須であるとのことだ。
「新しいV6ターボエンジンの装備は現行のエンジンよりもデザインや動作の面で実質的にかなり複雑で、正しく作動させるのは大きな挑戦となる」とコペは『nextgen-auto.com』に対して語っている。
ルノー・スポールF1は今年レッドブル、ロータス・ルノーGP、そしてケーターハムにエンジンを供給し、来季は新たにウィリアムズが加わる。
「われわれの最初の試作エンジンは2012年中旬にもテストされ、その後集中プログラムを通して細かな点にいたるまで調整され、新ルールの規定範囲内で個々の部品が開発されていくだろう」