インド出身のF1ドライバー、カルン・チャンドックは20日(火)、2012年も控えドライバー座に甘んじる覚悟であることを表明した。
2011年のチャンドックは、リザーブドライバーとしてチーム・ロータス(2012年からケーターハムに変更)に加入。ニュルブルクリンクのドイツGPで、ヤルノ・トゥルーリの代わりにレースに出走した。チャンドックの願いは、もちろん2012年のレースドライバー昇格だった。
チャンドックは、『PTI通信(プレス・トラスト・オブ・インディア)』に次のように語っている。「もう1年、テストドライバーを続ける心構えはできている。今の段階で、ほとんどのチームが2012年のドライバーを発表しているからね。確かに難しい立場にいると思う。でも、がんばるよ」
チャンドックは、2012年もケーターハム残留が最有力だ。現在のF1ドライバー市場で、“多額のスポンサー資金”を提供できる者とレースシートを争うのは“至難の業”と、チャンドックは厳しい現状を認めている。