ジェローム・ダンブロシオ、狙いはレースシートのみ

2011年12月15日（木）

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ジェローム・ダンブロシオ（ヴァージン）は2012年のF1参戦に変わらぬ自信を持っている。

ベルギー出身のダンブロシオはエリック・ブーリエ率いるグラビティ・グループの支援とマネジメントを受けているが、デビューイヤーを過ごしたマルシャ（現ヴァージン）のレースシートを失ってしまった。

しかし、ダンブロシオは、2012年は別のチームでF1のグリッドに並ぶと主張している。

「僕自身の状況はブラジルGP以降まったく変わっていないんだ」とベルギーのフランス語新聞『La Derniere Heure（ラ・デルニエール・ウール）』が伝えている。

「ロメ・グロジャンがロータス・ルノーGPと契約しても、そもそも（ロータス・ルノーGPは）僕の選択肢になかったから、状況は変わらない」

「どちらにせよ、僕は2012年もF1にいる。リザーブドライバーになるのは、今のところ優先的に考えていない」

そう語るダンブロシオが来季に関する話し合いを進めているチームとして挙げられているのはHRT、ケーターハム（現チーム・ロータス）、ウィリアムズの3チームだ。

ダンブロシオのマネジメント面を仕切っているグラビティ・グループのベンジャミン・ミニョンはダンブロシオが「2012年にグリッドに並ぶ可能性は非常に高い」と明かしている。

「現状で2012年の空席が残されている3チームから5チームと話し合いをしている状況にある」

「実を言えば、安定感のあるドライバーのためにそれなりの資金を集めることができている。クルマを開発するためであって、お金だけの問題ではない」

「毎日電話はかかってくるけれど、（ドライバー市場は）クリスマス休暇前に動くことはないだろう」

「これがうまくいかなくても、リザーブドライバーの立場であればグランプリの金曜フリー走行にクルマに乗ることができる」

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