ゲルハルト・ベルガー、シングルシーター委員会の新議長に就任

2011年12月12日(月)

最近、元F1ドライバーであるゲルハルト・ベルガーの去就についてさまざまな憶測がされていたが、どうやらこれらは的を外していたようだ。

かつてBMWモータースポーツの首脳、あるいはトロ・ロッソの共同オーナーといったポジションを経験してきているベルガー。エリック・ブーリエに代わってロータス・ルノーGPの代表に就任するのではないか、もしくはGP2に参戦しているスーパー・ノバの代表となるのではないか、といったうわさがささやかれていたが、ベルガー本人がこれらを否定していた。

しかし、このほどF1の統括組織であるFIA(国際自動車連盟)がベルガーを同連盟のシングルシーター委員会の新しい議長に指名したことが明らかとなった。

FIAによれば前任者のバリー・ブランドは「個人的理由」により退任したという。

さらに、パリに本部を構えるFIAは、フェラーリの前エンジン部門責任者であったジル・シモンを同委員会の書記官としてリストに掲載している。

一方で、『BBC』はかつて長期にわたってF1医療チームの代表を務めていたシド・ワトキンス博士が、安全面などの研究を行う機関FIAインスティテュートの会長職を退いたことを報じている。ワトキンス博士は1994年に事故死したアイルトン・セナと非常に親密であったことも知られているが、今後は同機関の名誉会長としてモータースポーツへの関与を続けてゆくとのことだ。

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