30日(水)に東京ビッグサイトで開幕し、報道陣に公開された第42回東京モーターショー2011。12月3日(土)からは、いよいよ一般公開される。
昨年までの幕張メッセからビッグサイトへ会場を移し、24年ぶりの東京開催となった今回のモーターショー。2009年に行われた前回のモーターショーでは、世界的な不況の影響から海外メーカーがほとんど出展しなかったが、今回は海外メーカーも出展を再開した。これにより、出展者数(ブランド数)では39%増、展示面積では61%増となった。
また、月曜から土曜は従来に比べ開場時間を2時間延長し、午後8時までにしたほか、月曜から土曜の18時以降の入場に限り、一般で500円という割安のナイター券を発売するなど、会社帰りに気軽に会場へ立ち寄れる環境も作った。
国内、国外を問わず、各メーカーとも、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)といった環境に配慮したエコカーの出展が目立っている。その中でも、ホンダが次世代EVスポーツモデル「EV STER」、日産がEVスポーツカー「エスフロー」、トヨタがスポーツハイブリッドコンセプト「GRMN SPORTS HYBRID Concept Ⅱ」を出展するなど、単なるエコカーではなく、環境対策と走る楽しさを両立させたコンセプトカーも目を引いた。
12月1日(木)までは報道陣を対象にした公開になっており、2日(金)が特別招待日、そして3日(日)からはいよいよ一般公開が始まる。