2年連続のF1チャンピオンであるレッドブルとグランツーリスモのコラボレーションによって誕生した「地上最速のレーシングカー」レッドブルX2010の実物大モデルが、来月の東京オートサロンと福岡モーターショーで日本初展示される。
レッドブルX2010は、「あらゆる規則から解放された、地上最速のレーシングカー」をテーマに、レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイが開発に協力、史上最年少でF1の2連覇を果たしたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がテストを担当した架空のレーシングカー。ゲームソフト「グランツーリスモ5」に収録されている。
空気抵抗を削減するため、タイヤは4輪ともカバーで覆われ、コックピットにもキャノピーを装着。また、ファンを使って車体の下面から空気を強制的に引き抜き、クルマを地面へ押し付ける強力なダウンフォースを発生させる「ファンカー」のシステムを採用するなど、現在のF1では禁止となっている技術も多く取り入れられた。
この結果、ベッテルがシミュレーターで走らせたところ、鈴鹿サーキットでF1マシンが記録したコースレコードを20秒以上も上回る驚異的なパフォーマンスを実現した。
今回は、レッドブル・レーシングが自ら制作した実物大のモデルがオートサロンと福岡モーターショーで国内初展示となる。オートサロンと福岡モーターショーの概要は以下の通り。
TOKYO AUTO SALON 2012 with NAPAC
期間:2012年1月13日(金)~15日(日)
会場:幕張メッセ国際展示場ホール1~8・イベントホール
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福岡自動車博覧会 福岡モーターショー2012
期間:2012年1月27日(金)~1月30日(月)
会場:マリンメッセ福岡、福岡国際センター、福岡国際会議場等
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