今週末にブラジルで開幕するWTCC(世界ツーリングカー選手権)の開幕戦で、全車が「SAVE JAPAN」のステッカーをはり、スタート前には1分間の黙とうをささげることが明らかになった。
今年のWTCCには、谷口行規がフル参戦するが、ブラジルに到着した谷口も現地メディアからから地震に関するインタビューを受けたと自身のブログで明かしている。さらに谷口は、次のようにブログで書いた。
「サーキットに行くと、顔を合わせる全(すべ)てのドライバーや関係者が心配して声をかけてくれ、主催者の代表ロッティさんの協力でスタート前の1分間の黙とうと全車にSAVE JAPANのステッカーを貼(は)ってもらえることになりました」
SAVE JAPANは、日本のレーシングドライバー脇阪寿一が開設した義援金サイト。2輪、4輪、そして所属メーカーやカテゴリーを問わず、国内外で活躍するモータースポーツ関係者や、ほかの分野で活躍する関係者からも支持を受け、小林可夢偉(ザウバー)も賛同している。
WTCC開幕戦は、日本時間21日(月)の1時5分に第1レースがスタート、第2レースは2時20分にスタートする。